ハル達夫婦と子供達は、子供たちが一人餌になった頃に、
次の子育てが始まってしまい、追い出される形で別ゲージになりました。
それ以降、それぞれ別ゲージで暮らしていました。
先日、ハル達夫婦を子供たちのゲージに入ってもらったときに、
多少威嚇するようなことはありましたが、
大きなトラブルは起こりませんでした。
そこで今回、子供たちを親のゲージに戻しました。
戻してから1日が経過し、自然と止まり木単位でテリトリーが出来たようです。
ハル達夫婦は写真左の止まり木で、子供たちは右の止まり木です。
子供たち同士は、相変わらず威嚇しあいますが、
大きな喧嘩をすることはないので、そのままにしています。
子供たちが親の居る止まり木に来ると、母親のナツちゃんは問題ないのですが、
父親のハル君は「シャ~!」っと声を出しながら威嚇します。
それを見て子供たちは逃げてしまいますが、
ハル達が子供たちの止まり木に来ると、逆に威嚇されて逃げ回ります。
子供達も十分大人になっているので、親と喧嘩しても負けません。
時々、父親を追い掛け回す事もあるくらいです。
なぜ喧嘩が増えるのに、4羽同時に入れるかというと、
一番の理由は、ハル達夫婦の発情防止です。
ハル君とナツちゃんが二人きりだと、発情期⇒産卵期⇒抱卵期をずっと繰り返します。
産卵は身体に負担がかかるので、極力避けなければなりません。
しかし、別ゲージに移しても姿が見えれば勝手に発情してしまい、
結局卵は産んでしまいます。
姿が見えないところにおいても、呼び鳴きして探し回るので、
これもダメでした。
そこで、子供たちをゲージに入れることで、喧嘩(威嚇)は増えますが、
落ち着かないので発情期に入らないのではないかと思ったわけです。
今のところは、発情期にはなっていないようですが、
もうしばらく様子を見る必要がありそうです。