春夏秋冬のぷぅぷぅ日記

我が家の錦華鳥ファミリーの日記です。

巣立ちから現在まで

前回の続きで、我が家にキンカチョウが来てからの話です。

その前に、前回を読んでいない方はこちら⇒ 秋と冬

前々回も読んでいない方はこちら⇒ 春と夏

 

f:id:mcqueeni:20200322090215j:plain

子育て

巣から出るようになった子供たちは、最初は巣から出てもすぐに戻りましたが、

日を追うごとに時間が増えていきます。

餌はまだ一人では食べれないので、親(ハル・ナツ)からもらいます。

お腹が空くと、口を開けて「ピィ~ピィ~ピィ~」と催促する姿は、

とてもかわいいです。

 

卵を温めるときから同じでしたが、母親のナツより、

父親のハルの方が子育てに積極的です。

いわゆる「イクメン」というものでしょうか?

餌やりも夫婦で交互に与えているので、安心して任せていました。

突然の別れ

子供たちが巣から出るようになって2週間ほど経った頃。

少しずつ一人で餌も食べれるようになってきて、

親から餌ももらうことが無くなってきたある日、突然事件が起きます。

 

父親のハルが「シャ~!」と声を上げながら、子供たちを追い掛け回したのです。

最初は、何か機嫌が悪かっただけかと思っていたのです。

というのも、夜になると仲良く巣の中に4羽で寝ていたので、

一時的なものだと思っていました。

 

しかしその後も毎日威嚇が続き、やがて母親のナツまで、

子供たちを威嚇するようになりました。

ついには、夜はハルとナツ夫婦だけ巣の中で寝るようになり、

子供たちは巣の外で寝るしかなくなりました。

 

これはダメだと思い、大急ぎで新しいゲージを用意して、

子供たちを新しいゲージに移すことにしました。

この時点では、威嚇と追い掛け回されるだけで、怪我をする程ではなかったのですが、

怪我をしてからでは遅いですからね。

子供たちの親離れ

新しいゲージが届き、準備をしていた時に、追い掛け回されていた理由が分かります。

ハルとナツが突然交尾をしたのです。

子供たちが一人で餌を食べれるようになり、手がかからなくなったので、

ハルとナツは、次の子育てを始めようとして、邪魔に思った子供たちを威嚇していたようです。

 

ネットで調べてみると、親子で次の子育てをすることもあるようですが、

ほとんどの場合は、一緒にゲージに入れるのは難しいようです。

ハルとナツもダメな方だったようです。

 

理由がはっきりとしたので、すぐにゲージを組み立て、

アキとフユを移動させました。

子育て大好き夫婦

親のハルとナツのゲージと、子供達のアキとフユのゲージに分け、

今の状態になりました。

ナツはその後に卵を産みましたが、今のところ増やす予定はなかったので、

生まれた卵は回収し、偽卵(プラスチック製の卵)に入れ替えました。

偽卵になった後も、変わらず卵を抱くので、偽卵作戦は成功でしたが、

いくら温めても卵は孵らないので、やがて温めるのを止めるようになります。

そうすると、巣から卵を落として、また交尾から始める、

子育てループに入ります。

 

ネットで調べてはいましたが、キンカチョウは繁殖力が強く、

2羽のペアから初めて、わずか1年で数十羽に増えて、

家がキンカチョウだらけになる、錦華屋敷になると書いてあり、

それは困ると思っていました。

しかし、人間がどのようにやっても、キンカチョウの子供を作る気持ちは抑えられません。

 

産卵自体、身体に負荷がかかるので、やめさせたいとは思うのですが、

なかなか良い方法が思いつきません。

流石に寒い時期は一時的に止まりましたが、温かくなってまた始まってしまっています。

子供たちが巣立った後も、月1くらいのペースで産卵~抱卵~廃棄を繰り返しています。

 

ほかの錦華飼い主さんたちは、どうしているのか聞いてみたいです。

何か良い案がある方は、ぜひコメントお願いします。